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ミニシアター地域交流上映会 開催のお知らせ
お知らせ
2023.11.25

 

■■ミニシアター地域交流上映会 開催のお知らせ■■

https://takasaki-cc.jp/info/15562/

 高崎フィルム・コミッション協力作品、高崎市出身・枝優花監督、初長編監督作品『少女邂逅』が、シネマテークたかさき推し作品として、横浜シネマ・ジャック&ベティにて上映されます。

 高崎×横浜×前橋「ミニシアター地域交流上映会」

~あのミニシアターが1日限りのお引越し!

上映作品関連ゲストと名物支配人が推し作品とともにやってくる!~

 開催日時:12月9日(土) 12時より 前橋シネマハウス

  16時より シネマテークたかさき

 12月17日(日)  12:30より 横浜シネマリン

16:00より 横浜シネマ・ジャック&ベティ

 この度、シネマテークたかさきは、前橋シネマハウス、横浜シネマネットワーク※と「高崎×横浜×前橋ミニシアター地域交流上映会」を開催いたします。

コロナ禍を乗り切るため、ミニシアターで連携して知恵を出し合おうと、2020年より、「地域交流上映会」を行っています。今回で4回目となり、群馬県での開催は初となります。今年の参加劇場は、横浜シネマリン、横浜シネマ・ジャック&ベティ、前橋シネマハウス、シネマテークたかさきの4館です。各館がそれぞれ街ゆかりの作品を推薦し、交互に上映し、ゲストをお招きしてトークイベントを行います。

映画を通して人と街が交流し、互いに映画文化を高めあう機会となりますよう上映して参ります。

ぜひ映画を通して、街と映画館をお楽しみいただければ幸いです。

 
※横浜シネマネットワークとは

明治・大正期、横浜では外国の映画が「封切」公開され注目を集めました。現在も4つのミニシアターに加えて、ヨコハマ映画祭、フランス映画祭横浜、ヨコハマ・フットボール映画祭、横浜キネマ倶楽部などさまざまな映画祭、上映会が開催されています。横浜シネマネットワークはそんな映画を愛する人々が集まり、独自の上映企画で映画の街ヨコハマの魅力を発信しています。


 ■シネマテークたかさきでの上映作品■

シネマ・ジャック&ベティ 梶原支配人推薦を

シネマテークたかさきにて上映いたします。
上映作品:『誰かの花』

上映日時:12月9日(土)16:00より

上映劇場:シネマテークたかさき

『誰かの花』2021年/日本/115分

監督・脚本:奥田裕介

出演:カトウシンスケ、吉行和子、高橋長英、和田光沙、村上穂乃佳

作品解説:

鉄工所で働く孝秋は、薄れゆく記憶の中で徘徊する父・忠義と、そんな父に振り回される母・マチのことが気がかりで、実家の団地を訪れる。ある日、強風の中で団地のベランダから落下した植木鉢が住民に直撃し、救急車やパトカーが出動する騒ぎが起こる。父の安否を心配する孝秋だったが、忠義は何事もなかったかのように自宅にいた。ベランダの窓が開いたままで、忠義の手袋に土が付着しているのを見つけた孝秋は、父への疑いを募らせていく。横浜シネマ・ジャック&ベティの30周年に向けて企画・製作された作品。

梶原支配人推薦コメント:

30周年という浮かれ気分を吹き飛ばしてくれる、人に真摯に向き合った作品です。世の中がより、柔軟さや想像力、あいまいなことへの許容力が欠けてきていることに気づかせてくれる作品です。必ず誰しもに濃厚な余韻を与えるはずです。横浜シネマ・ジャック&ベティ30周年の節目に、我々は、今後もこういう作品を上映していくべきなんだと、気持ちを新たにしました。

トークゲスト:

★奥田裕介監督(おくだ・ゆうすけ)映画監督。1986年生、神奈川県出身。日本映画学校(現・日本映画大学)で映画制作を学ぶ。前作「世界を変えなかった不確かな罪」に続く、劇場公開作品第二作目。

【鑑賞料金】一般1,500円 、大学生・専門学校生1,200円(前橋1,100円)、
シニア1,200円(高崎1,100円、前橋1,000円)、高校生以下800円(前橋1,000円)

 ■シネマテークたかさき支配人推薦作品は、

高崎市出身・枝優花監督『少女邂逅』です。

横浜シネマ ジャック&ベティにて上映いたします。

 上映作品:『少女邂逅』

上映日時:12月17日(日) 16:00より

上映劇場:シネマ・ジャック&ベティ

『少女邂逅』 2017年/日本/101分

監督:枝優花

出演:保紫萌香、モトーラ世理奈、松浦祐也、松澤匠

 作品解説:

いじめがきっかけで声が出なくなってしまったミユリ。そんな彼女の心のよりどころは、蚕の幼虫”紬"だった。だが、いじめっ子の清水により紬が捨てられてしまう。「窮屈な現実から誰かが私を救い出してくれる。」と願っていたミユリの前に転校生の富田紬が現れ……。

高崎市出身の枝優花監督が自らの経験を軸に少女の繊細な心を時に大胆な語り口でみずみずしく描き出す。

 シネマテークたかさき小林支配人推薦コメント

かつて養蚕業が盛んだった群馬県。今では世界遺産となった富岡製糸場で作られた生糸は高崎市を経由して横浜港まで運ばれたそうです。本作は、蚕のように外見も内面も変化していく少女たちの美しくもあり残酷な青春の刹那が描かれていきます。今回の交流上映会はこの作品のためにあるんじゃないか?いや、この作品を上映するために上映会があるんじゃないか?というくらいご縁を感じてしまっています。

【トークゲスト】

★枝優花監督(えだ・ゆうか)映画監督、写真家。1994年生、高崎市出身。初長編映画『少女邂逅』でバルセロナアジア映画祭にて最優秀監督賞を受賞。MVやドラマも多数監督している。
★根矢涼香さん(ねや・りょうか)1994年生まれ。主な出演作に『根矢涼香、映画監督になる。』『凪の憂鬱』『ウルフなシッシー』BSドラマ『カメラ、はじめてもいいですか?』がある。

 ■他劇場の推薦作品、上映についてはコチラをご覧ください。

https://takasaki-cc.jp/info/15562/

 みなさまのご来館を心よりお待ちしております!